怒りっぽいぴろぴろの色々アーカイブBLOG

普段はおとなしいけど実はけっこう怒りっぽい隠れ切れキャラの西日本在住のアラフォー小売業会社員がいろいろな記憶をアーカイブします。誰かの役に立ったり、「人間って面白」っておもってもらえれば。

困ったクレーマー客①

もう10年以上前の20代半ばの時のこと。

パートスタッフが不足していて一人で店番をしていた時のことですが、

70代ぐらいの男性がレジに来てクレームです。

内容は「10枚入りのものを3枚使ったが気に入らないからのこりは返す。

だから残りの金額を返金しろ」ということをもっと乱暴な口調で言われました。

開封前やあきらかな不良品ならば当然全額返金するところですが、これは無理。

この男性は7割を返金しろというのです。使った3枚分は気に入らないが使ったから金は払ってやるということでした。

ぴろぴろ「申し訳ありませんがお受けできかねます」

   客「なんでだ!?おかしいだろ!7割返金しろ!」

というやりとりを10分くらいしたでしょうか。

   客「もうこんな店で買い物せんぞ!それでもいいのか!」

ぴろぴろ「けっこうです。」

   客「こっちは客だぞ!俺の言うことを聞かんか!」

ぴろぴろ「あなたのような無茶なことを言う方はお客様とはいえません。もう来て

     いただかなくても結構です。お帰り下さい。」

 

当時、理不尽な奴や迷惑な客は毅然とした態度でたたきだすというのをやりたいと思っていた私はこの時に上記のようなセリフを言いました。

この男性は怒りながら帰っていきました。 さすがに口だけで物理的にたたき出す、追い返すみたいなことはできませんでしたが若き日の私は「言ってやったぜ」という気持ちでかすかな達成感を感じていました。でも、こんなにはっきりものが言えたのはこの時くらいでした。

 

これには後日談があり、翌日この男性はお店に来て「昨日はめちゃくちゃ言ってすみませんでした」とその時お店にいたパートスタッフに謝りに来たそうです。

私は別の店舗にいたのですが、お昼ごろに「昨日、こういうことがあってね」という電話をしたら上記のことを伝えられました。

 

家でプリプリ怒りながら家族に話したら「謝ってこい!」と奥さんか娘さんに怒られたんだろうなぁと勝手に想像しました。